NO.1 1/4.4 ? Beretta 92F Auto. miniature gun |
|
|
私のミニチュアガン作りは、友人からプレゼントされた小さなベレッタ社純正の92Fキーホルダーから始まりました。クロームメッキされた、ムクの真鍮製でした。
プロポーションがとても良く、なんとかそれを動かして見たくなり、同じものをもうひとつ入手。
ニコイチという方法で完成させたのが写真の92Fです。その結果、寸法も1/4.4・・・という割り切れないスケールのものになりました。
スライド操作によるハンマーコック。ショートリコイル式バレル。ダミーのカートリッジが入るマガジンなど、手を加えましたが、トリガーはシングルアクションのみ。アンビセーフティはファイアリングピンの抜け止めを兼ねただけのダミーです。
キーホルダーなので、室外でスライドを動かして排莢させると米粒ほどのカートリッジを見失う恐れがあるため、マガジンはわずかに短くしてあり、チェンバーへの装填と排莢はされません。
これをきっかけに、オリジナルなミニチュアガンを作り始めますが、真鍮板から1/4で削りだすというスタンスは、この1/4.4の92Fが原点となっているからです。 |
|
|
|
NO.2 1/4 Browning M1910 Auto. miniature gun |
|
|
1/4スケールで始まったオリジナルのミニチュアガン第一作目です。
真鍮素材からの削り出し。電気メッキによるシルバー仕上げで、トリガーのみゴールド。
ダミーカートリッジを装填して排莢させることがメインの動作になっています。
スライド、バレルの分解はオリジナル同様にトップリングを1/4回転して行います。バレルの固定用リブは4枚。 トリガー固定で内臓のファイアリング・ビンはコックしませんが、排莢時のイジエクターとして働きます。
スライドストップ、マガジンストップ、エキストラクターはライブ。
グリップセーフティーはスプリング可動式のダミーです。 |
|
|
|
NO.3 1/4 Iver Johnson Pocket Revolver miniature gun |
|
|
リボルバーのミニチュアガンとしては試作第一号で、個人的に大好きなオールドタイプの中折れ式です。
バレル部を折ると星形のイジェクターがシリンダーから出て排莢動作を行いパチンと戻ります。右回転すべきシリンダーを、後方に引きながら左回転させることで本体から外すことが可能で、この部分はネジ構造を利用したシリンダーの抜け止めになっています。
リボルバーの命ともいえるシリンダーの回転メカニズムについては、残念ながら実現に至らず今後に課題を残しましたが、シングル、ダブル両方のトリガーアクションとl.J.の中折れに特有のセーフティハンマーメ力二ズムは再現できました。
美しい光沢のグリップはメキシコ産アワビ貝。 |
|
|
|
NO.4 1/4 Mauser M1934 Auto. miniature gun |
|
|
ストライカー式ハンマーの機能を再現したミニチュアガン。ディスコネクターの省略以外は、ほとんどオリジナル通りの可動パーツによる構成で出来ています。
セーフティーをかけるとトリガーと共にスライドが引けなくなる機能も再現されていますが、外観からは見えない構造のため、セーフティーロックに気付かず腕の力で無理にスライドを引ききろうとすると、微小パーツを破損させる可能性があります。
マガジンを抜いてからスライドを引〈と、スライドは後退位置で止まり、マガジンを差し込めぱ前進します。ダミーカートリッジの装填排莢が可能で、ストライ力一は後部がコッキングインジケーターにもなっています。
パ一ツ点数は28個。
|
|
|
|
NO.5 1/4 Beretta M1934 Auto. miniature gun |
|
|
販売されたミニチュアガン第一号。
オリジナルと同じ部品の構成で作りました。省略した部品はありません。
過去の1/4と比べ、完成度が高く、シルバー仕上げのきれいな作品です。
装填と排莢、分解、組み立てが可能で、小部品の組み立てには細心の注意が必要なため、完全分解はおすすめできませんが、バレル、スライド等の着脱はとても簡単です。
ハンマーは、ファイアリング・ビンをたたいた後、リバウンドしてハーフコック位置にもどります。
グリップは黒檀または白蝶貝。
ピーナッツ工房(PWS)の中園憲司さんのご厚意で、これを原型にした銀の鋳造品を作っていただくことが叶い、PWSさんのHPを通じて販売することが可能になりました。
マガジンその他、細かい部品類は手作りになりますので生産数は限られますが、新たな道が始まっています。
(PWSさんがミニチュアガンの活動を休止されたこともあり、このM1934の新たなご注文の受け付けは一時的に休止していましたが、新仕様での制作が始まっています。) |
|
|
|
NO.6 1/12 Colt Woodsman Hiba - smallest miniature in my gallerly |
|
|
脱線番外の1/12スケール・・・。実験を兼ねた遊びです。
指先の平成四年に発行された一円玉に乗せました。
スライド幅2mm、フレーム幅1.5mmで、マガジンは厚さ1mmのダミー。
1mmのリコイルスプリングによって、スライドを動かすのが唯一のアクションです。
私が持っている工具と技術で、1/12という縮小率は、ほぼ限界です。 →次へ Next
|
|
|