五藤氏のウェブサイトを開くと、ガンブルー仕上げのM 36と、シルバーに仕上げたM 60の大
きな完成写真が並び、写真やマークをクリックすると、関連製品を並べたSHOPや、色々な角 度で撮った1/6チーフ・スペシャルの写真が、たくさん見られるようになっています。
このモデルは、五藤HPの売店で詳細な製品案内がされており、大場HPの売店には並んでい
ませんでしたが、外国のお客様からのご希望もあり、お客様がドル建てでこの作品を購入する こともできるよう、五藤氏のお手伝いをさせていただきます。
飯沼一幸氏の1/6 Colt 1911A1が大場工房製の木箱入りでちょっぴり売店に並びました。
このモデルはアクアポリスの飯沼氏が以前製作されていた1/6の925銀製Colt 1911A1と同じ
モデルですが、氏の手持ちの金属部品と専用の木箱がなくなったため、ちょっぴり売店での 展示が止まっていました。
最近になって、金属部品が用意できるようになりました。木箱については、大場工房で試験的
に1911A1専用のウォルナット製木箱を作ってみたところ、多少時間は掛かるものの、上の写 真のような木箱を、同じ仕様で少量生産できることが分かりました。
このモデルは大場HPの売店には並んでいない五藤作品ですが、製品に興味を持たれた海外
のお客様からの問合せには詳細な案内を送り、購入されるまでのお手伝いをしています。
1品のみの限定品の場合に売り切れたという表現はおかしいのかもしれませんが、近日中に
「ちょっぴり売店」に並べる準備をしていた1/6の銀製ステン短機関銃が売り切れました。
いきなりアクアポリスさんの限定製品情報から、HPを更新し再スタートさせていただきました。
長い時間、お待ちいただきまして有難うございます。
注文品の製作と発送を続けながら、新しい作品の製作にはあまり手を付けられなかったため
HPの更新が滞りましたが、これからは、更新の回数を少しずつ増やしてまいりますので、どう
ぞよろしくお願い致します。
1/4のブローニングM1910については、製作中の原型に、鋳造での再現が難しいと思われる部
分があって、一部を変更する対策を検討中・・・。 解決に少し時間が掛かりそうです。
アクアポリス製で1/6サイズの925銀製ステン短機関銃が、1品のみの限定品として近日中に
「ちょっぴり売店」に並ぶ予定です。 過去に試作品として組み上げたもので、木箱は付属しま
せんが、透明なプラスチックのケースに入れて、特価で提供いたします。
ステンSMGは、第2次世界大戦中のイギリスにおいて開発された短機関銃で、極限まで贅肉を
そぎ落とした独特の設計コンセプトで大量に生産され、連合国軍やレジスタンスの主力小火器 として広く用いられました。
アクアポリスでは、過去に英国で作られたステンSMGのバリエーションの中から、スタイルが洗
練されたMark2をモデルに選び、1/6サイズで忠実に再現しています。
本品は925銀製のガンブルー仕上げ品で、ミニチュア本体を構成する部品は総数が37個。
コイルスプリングを内蔵し、ボルトを引けば開放状態でコック。トリガーを引けば前進します。
箱型のマガジンに、微小の真鍮製ダミー弾を込めて本体にセットすれば、指先でボルトを引く
たびにマガジン内の残弾が、イジェクションポートから1発ずつ、確実に排莢されます。
ストックは、T型のものと、ワイヤーフレーム型の2種が付属しており、どちらのストックも実銃と
同じ様に本体後部の着脱ボタンを押して差し込めば、ワンタッチで固定が可能。
現在のところアクアポリスでは、このモデルを量産する計画がなく、現品のみ、1丁だけの提供
ですが、試作品といっても、本番同様の丁寧な作り込みによって細部まで美しく、排莢の動作 もスムーズで、完成度の高い1/6モデルに仕上がっています。
ご希望の場合は、どうぞ早めに御注文ください。1品のみの限定品につき、最初に御注文をい
ただいたお客様に提供させていただきます。 売切れの場合はご容赦ください。
フレーム本体の上部にフタのように乗った真鍮ブロックの、前半分を大きく削り落とし、フレー
ムの形状を、少しだけオリジナルに近づけました。
切削加工の次の段階としては、この小さくしたブロックとフレーム本体を一時的に接着固定し、
二つがほぼ1体になった状態にしておいて、トリガーが入るスペースを削り込み、更にブロック の後部をえぐるように削って整形し、マガジンがスムースに通るようにする予定です。
しかし、その切削作業を始める前に、今回は、ブロック後部を削る時に使うゲージ代わりとして
テスト用のマガジンを、一個作ることにします。
テスト用といっても、作り方は通常のマガジンを作る時と同じで、計算で割り出した理想直径に
近い直径を持つステンレスの肉薄パイプを用意し、目的のマガジン寸法に合わせて作った治 具を使ってプレス加工を開始・・・。
その結果、継ぎ目のない、いわゆる、シームレスな特製のマガジンが出来上がりました。
この製品はネービーブルーさんがご自身のサイトで直販されているものですが、国外のお客
様にも購入がしやすいよう、大場工房でもお取扱いをしています。 国内のお客様からも、ご注 文をお受けしていますので、どうぞご用命下さいませ。
M73のランダル銃といえば、はるかな昔、モデルガンメ−カーMGCの外国部/企画室で輸出の
仕事を担当していた頃、同室の先輩であったイラコバさんこと、イラストレーターの小林弘隆さ ん(1938-1994)が、MGCで新発売するM73改のランダル銃をPRするための、原寸大で緻密な ペン画のランダル銃を、隣りの机で、丹念に描いていた事を思い出します。
その表紙に使われているイラストのガンマンは、若き頃のスティーブ・マックイーンがアメリカ
のTVシリーズ「拳銃無宿」で演じた賞金稼ぎの男、ジョッシュ・ランダルの懐かしい姿です。
フレームの製作を続けていますが、オリジナルモデルの構造を見ると、下の図のように、トリガ
ーがフレームの中に入り込む部分では、入り口よりも奥の空洞部が、ほぼ半丸の閉鎖的な形 で上下に大きく広がっています。
回転刃を使い、ガードの内側からフレームを削り込めば、同じ形の空間を原型の内部に作る
ことは可能ですが、あくまでも鋳造用の原型である事を考えると、そのような形状を再現しただ けの原型から、最終的に正確な型がきれいに抜けるかどうか、確信が持てません。
そこで、原型の段階では、下の写真のようにフレームを2ピースに分ける事にしました。 トリガ
ーの天井部分が吹き抜けになった状態にして、より確実な型取りができるようにしています。
トリガーが納まる溝の一部が見えていますが、本格的な拡張工事を行なうのはこれからです。
小さな方の部品は、バレルやスライドと噛み合う重要な部分で、加工後は半分の長さになる予
定ですが、今は母体のフレームに、長いフタのような状態でタイトにはまっています。
フレームの加工を続けます。今回はトリガーガードの曲線的な輪郭を削り出しましょう。
先ずは刃先が7mm径のエンドミルを使い、トリガーガードの前側と下側の部分を、タテとヨコの
直線的なフライス加工で削り込みます。
を中心に、フレームを手で廻せる事を確認したら、フライスに電源を入れて作業開始。 フレームを不注意に廻さぬように手でしっかりと押さえ、高速回転するエンドミルの刃にトリガ ーガードの角の部分を少しずつ近づけます。 ガードの一部が回転刃に触れたところで、フレ ームを両手で廻し、微かに削って、また戻す・・・という作業を慎重に繰り返して削り込みます。
初めは5ミリの厚さがあったフレーム材ですが、左側面をわずかに削り込んで、現在は設計寸
法である4.3mmに対して、+0.1mmである4.4mmの厚み(横幅)を保持しています。
このフレームを裏返して、青ニスが残る面を見ると、トリガーガードの穴は見えず、貫通してい
ないことが判ります。 長円の穴を削り込む時に、敢えて0.8mmくらいを削り残してあるので、ト リガーガードの部分には、0.5mm径の極細穴と、2ミリのネジを通す小穴しか見えません。
この小穴を通るネジを、今回は固定の補助に使います。この場所の、この穴でなければならな
い本当の理由は別にあるのですが、詳細は次回の製作で結果と共にお伝えできるでしょう。
上の写真、右では、グリップの下端を、実物とは異なる角度で削り込んでありますが、これはグ
リップの下側からエンドミルや棒ヤスリで掘り込む場合の便宜を考えた、一時的な形です。
今回は、トリガーやシアーなどが納まる機関部のスペース、そしてマガジンが納まるグリップ部
のウェルなど、フレームの内側を各種のエンドミルと棒ヤスリで削り込みます。
回転刃物では上手く加工できない場所については、ひたすら棒ヤスリを駆使し、重箱の隅を突
つくような手作業で、丹念に削り込まなければなりませんが、それも楽しみのうち・・・。
などと言う間もなく、フレーム内部の加工作業は、左から右へと、一気に進んでしまいました。
申し訳ありません。本当は相当の時間を使っていますが、写真がないのです。
フライス盤でフレームを固定する角度を変えつつ、エンドミルで慎重に加工し、棒ヤスリで手加
工する時間も費やしました。 しかし、集中した結果、写真の撮影にじゅうぶんな気が廻らず、 上の写真のように、中間の切削工程を思い切り飛ばした、2枚の画像になってしまいました。
真鍮板の各所にあいた0.5mm穴のいくつかは、太さ0.7mmのピンが通るように拡げ直す必要
がありますが、今はまだ、グリップパネルを固定するネジの穴と、パネルのズレを止める上下 2個の小さなダボ穴を、それぞれ1mmと0.8mmのドリルでさらい直してあるだけです。
上の写真左は、12度傾けた真鍮板から、やや太いエンドミルでグリップラインを大まかに削り
出し、細いエンドミルに付け替えて、グリップ内側の肉抜き部分を削り込んでいる所です。
加工台には2つの角度のどちらかで板を固定できるようなネジ穴をあけてあり、右上の写真で
は真鍮板が台と平行になるように固定してあります。 この状態で肉抜き部分の下側を加工し たあとは、太いエンドミルに取り替えて、トリガーガードの内側の穴を削り込みます。
下の中央にある写真は、台と板を平行に固定した状態で、トリガーガード内側の穴を長円形に
あけたものです。そして、その穴の中には、なぜか、ネジの頭が見えています。
このネジについての詳細な説明は省きますが、簡単に説明すると、トリガーガードの穴は、か
なり深いものの、まだ貫通まではさせず、残る底板を利用してネジ留めをしています。。
加工台から真鍮板を外し、まだ青ニスが残っている裏側から型紙を当て、0.8mmのピアノ線で
軽く留めてからここまでの加工状態をチェック。 卓上に置いて眺めていると・・・・・。
その形が、だんだんと象の姿に見えてきました。 でも、その可愛い目鼻と後ろ足は加工中に
のみ必要な基準線と持ちシロであり、フレームが完成に近づけば、切り落とされる部分です。
今回からは、スライドと離れ、ブローニング1910のフレームを製作する作業を行ないます。
フレーム用に用意している素材は長方形の真鍮板(40×30mm)で、板の厚みは5.0mm。
真鍮板を加工してフレームの幅が4.3mmになると、スライドと噛み合う寸法になるのですが
途中にはいくつかの難関があリます。 ひとつずつクリアして慎重に進みましょう。
型紙の穴はガイド穴なので、製作図面の寸法より細い直径(0.5mm)であけています。ガイド穴
以外の部分にも手を加えた結果、型紙というよりは、製作が進んだフレームみたいな形になっ ていますが、本命の真鍮板の方は上の写真(右端)のように、きれいな四角形のままです。
いよいよ、本番の穴あけです。 真鍮板の一部を削って段差を作り、下の写真(左端)のように
型紙と密着させて穴あけを開始。 こうして、本番である真鍮板にも、同じような穴が・・・。
しばらくの間、新製品の製作が中断し、サイトの更新も止まっていましたが、再び製作を開始し
ました。そして、このサイトも再始動します。お待ちいただきまして、誠に有難うございます。
サイトの更新が止まっていた間も、お客様からご注文いただいたモデルは出荷し、ご質問のメ
ールにはお答えをお送りしていたのですが、多くの皆様にご心配をお掛けいたしまして大変申 し訳ありませんでした。 頑張りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
アクアポリス製の小型木箱入り1/6コルト1911A1や、特製木箱入りの黒いトンプソンM1928A1、
そして旧ピーナッツ工房( 旧PWS )製の1/4コルトSAAなどは1品限りの特別品です。お客様か らのご注文が重なった場合は、先にメールをいただいたお客様のご注文を優先させていただ きますので、どうぞよろしくご了承ください。
1/4のウィンチェスターM-73は、ネービーブルーさんがご自身のサイトで直販されている製品で
すが、国外のお客様にも購入しやすいよう、大場工房でもお取扱をさせていただくことになりま した。 もちろん、国内でのご予約もお受けしていますので、どうぞご注文くださいませ。
スライド後部の、ストライカーが収まるブリーチ部分を別部品で作り、スライド内のスペースにピ
ッタリと合うように整形して、はめ込みました。 今は、長めに作ったブリーチ型のブロックを置 いてあるだけの状態なので、スライドをひっくり返せばブロックはポトリと落ちてしまいます。 の加工が済み、最終的に鋳造を行なう時には、再び別々の部品に分けなければなりません。 真鍮製スライドの内部に、できるだけ肉厚な部分が無い状態にして鋳造に廻し、シャープで美 しく、ヒケのない銀製スライドを得たいからです。 上手く行くかどうか、断定は出来ませんが、 試行錯誤は必要です。 良い結果が出ると信じて作業を進めましょう。 休憩として、次回は、真鍮の板材からフレームを少しずつ削り出す作業を始める予定です。
スライドを固定した四つ爪チャックを、インデックステーブルという回転式の台に固定し、スライ
ド先端部の内側をエンドミルで削りながら、スライド自身も手動で回転させ、あるいは必要な角 度に固定しながら、浅い溝を切り込みました。 トップリングの耳と噛み合う重要な部分です。
4つ爪チャックを使った加工の後は、スライドをフライスに固定し、バレルやブリーチが入るス
ペースも削り込みました。 スライドの後端は、まだ持ちシロを残してあり、未加工のままです。
サラリと説明しましたが、よく考えると、ブリーチが入るスペースを削り込む・・・のはおかしいで
すね。 リアルに作るならブリーチ部分はスライドと一体のムクの状態で残しておくべきでしょ う。 しかし、今回は、敢えて手間を掛け、ブリーチを別部品で作ることにしています。
それは、このスライドが一品物の作品ではなく、鋳造用の原型であるからなのです。その事は
また、改めて話しましょう。 の、極めてシンプルな機能美。 それを真鍮の丸棒から彫り出そう、という工事の続きです。
スライド上部の均一な曲面を削るには、いくつかの方法がありますが、今回はコーナー・ラウン
ディング・カッターという回転工具を使う方法で削り出しました。 ( 上の写真右 )
だいぶM1910のスライドに近い形になりましたが、底の部分には、元の丸棒の曲面部分が残
っているので、裏返して固定し直し、ふくらみをエンドミルで削り落として、平面を出します。
こうして出来上がったのが、下のスライドです。 荒削りの状態ですが、大体の輪郭が出来上
がり、下側から見ると、丸棒というより、角棒から削ったようにも見える平面に、直角のエッジが 立っています。 もちろん、角棒から削っても、このように削り上げる事は可能でしょう。
しかし丸棒から加工したおかげで、無理をせず、自然な形状に整形することが出来たのです。
そうして、内部には、比較的精度の良い状態で、今後に役立つ中心線の穴も通っています。
お待たせしました。 1/6スケールの925銀製コルトガバメントM1911A1が、「ちょっぴり売店」に
並びました。 完成品の在庫も多少ながら用意して、皆様のご注文をお待ち致します。
写真はウォルナット製の木箱に収まった本体の状態です。 コルト社の刻印も細かく正確に再
現され、磨かれた銀の地肌には、青黒い鉄の肌に近いガンブルー仕上げが施されています。
光線が反射する具合で、写真では白っぽく見えていますが、実物はガンブルー色そのもの。
木製グリップはローズウッド(紫檀)製。 マガジンは板厚が0.25ミリのステンレスで作られます。
このモデルを肉眼で見て、まるで1/6に縮んだ実銃を見ているように感じられたら、これが貴金
属製品であることは、しばし忘れても良いでしょう。 しかし、このモデルが持つ、美しいブルー の、品位ある光沢や質感は、この製品が925銀製であるがゆえに生まれているのです。
本体は、33個の部品から組み立てられ、実物の機能を全て、とは言わぬまでも、1/6の鋳造モ
デルとしては、じゅうぶん過ぎるギミックを内蔵しています。 ステンレス製のライブマガジンに ダミー弾を6発装填し、マガジンキャッチボタンによって本体にカチリと装着。 スライドを引くこと で、ハンマーはコックされ、ダミー弾は1発ずつ、5cm以上キレイに跳び出して排出されるでしょ う。 コックされたハンマーは、程よい引き味を持つトリガーを引くことで、確実に落とせます。
スライドをよく動かして遊ぶ事を考え、スライドストップはマガジン内の残弾がゼロでも、通常は
フリー状態。スライドをオープン状態で固定したいときは、手動でストップのレバーを押し上げま す。サムセーフティとグリップセーフティは、ダミーながらリアルに動かすことが可能です。
ディスコネクターの機能は、初めから、省かれています。
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このコラムを書いている時点で、多少の在庫を用意しておりますが、在庫が手元に無い場合
は、ご予約をいただいて、ご注文品をお作り致します。
完成が近づいた段階で、お支払いの案内を差し上げますので、ご予約金等の前金は不要です
が、ご予約をいただく時は、お名前と、ご住所、電話番号などをお知らせ下さい。
近日中に発売を予定している1/6の銀製ガバメントを、室外の自然光で撮影しました。
丹念に磨きこんでから、ガンブルーで仕上げたという地肌は大変美しく、実感的で、撮影時に
は薄曇りであった狛江市の空の色も一緒に映りこんでいます。
コルト社の刻印もオリジナル通りに細かく再現されており、画像の背景に指が添えられていな
ければ、これが1/6の小さなモデルとは、とても思えないかもしれません。 モニターに御自分 の手を近づけて、指の大きさを比べて見ると、さらに細かさを実感されるでしょう。
下は、同じモデルを室内で撮っています。 銃だけを並べると、何やら恐ろしげな迫力も・・・。
下の画像のように、指先が映り込めば、実際はとても可愛いミニチュアモデルの世界なのです
が、ガバメントの場合は、メカニズムを極限まで追求する事で、1/6モデルの世界に、新たな風 を起こそうとしています。省略の少ない銀製の新しいモデルが生まれようとしているのです。
突然ですが、アクアポリス製の新しい1/6モデル、コルトM1911A1(ガバメント))の1/6モデルが
間もなく、「ちょっぴり売店」に並びます。 本日は、小さい写真で、第一報をお伝えします。
925銀製で、その表面は丹念に研磨され、ガンブルー仕上げが施されているため、まるで鉄製
の実物が、そのまま1/6に縮んだかのように見えるほど、実感的な風合を見せています。
ウォルナット製の専用木箱入りで、価格は¥80,000.-(送料込み)を予定しています。
額装のものは展示用の参考品で、売店には並びませんが、磨きこんだ銀の地肌が美しい作品
でもあり、ご希望があれば、木箱入りの完成品よりも安価で製作しますのでご相談ください。
次回は、ミニチュアを紹介するには、やや掟破りな大画像で、この1/6ガバメントを撮影して見
ましょう。 指が映りこんでいないと、1/6スケールとは思いにくい、入念な仕上がりです。
1851Navyでは、たくさんのお問合せやご注文をいただきまして誠に有り難うございました。
このリボルバーモデルは、今もお客様のご注文により、製作を続けていますが、その合間に次
期の1/4モデルについても検討を重ねてまいりました。
その結果、次回は、FNブローニング M1910 オートマチックを作ることに決定・・・。 しかし・・・
それを皆様にお知らせする事がこんなに遅れてしまいましたことは、大変申し訳ありません。
そして、Thanks for Waiting !! お待ちいただきまして、有り難うございます。
右端の写真のように、1/4スケールのブローニングM1910は、過去にも作った事があり、その
現物は今も手元に保管してあります。 しかし、それは排莢アクションの再現のみに特化し、トリ ガーその他、撃発関連部品の動作を省いた実験的なモデルであり、銀鋳造用の原型として使 えるような物ではありません。
今回は、あらたな図面を1/4×103%の原型サイズで描き、それに基づいて、ひとまわり大きい
真鍮製の鋳造用原型を削り出します。 そして、それを元に、925銀でフル可動のモデルを作ろ うとしているわけですが、完全にリアルな構造を再現しようとするなら、鋳造は無理で、切削し てオリジナル通りに1丁ずつ削り込むしかない・・・と思える部分がFNにはいくつかあるのです。
そういう悩ましい部分の問題も、なんとかクリアして、完成に漕ぎ着けたいと願っているわけで
すが、いずれは製作記事で、そういう部分もひとつずつ取り上げてまいります。 51Navyの時と 同様、モニター前での応援を今回もいただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
精密鋳造のマイクロキャスト社さんが、ウェブサイトを開設しました。 各ページは同社の女性ス
タッフのお一人が中心になって作られているそうで、まだ一部のページは工事中ながら、ほと んどのページは出来上がり、ネット上での公開も始まっています。
鋳造部品から完成された作例として、1851Navyセットの写真も紹介されている他、一般の方で
も注文や相談が出来る案内のページもあります。 作業工程の写真解説もあり、鋳造について おおよその知識が得られますので、お気軽に立寄られてはいかがでしょうか。
今回は、2日間のイベント期間中、たくさんのお客様と直接お話をする事が出来ました。外国
や、遠方から来られたお客様を含め、当日ご来場下さいました皆様、どうも有難うございます。
ただ、2日間フルに参加する予定が、初日はお昼からの参加になってしまい、午前中にお声を
掛けて頂いた蔵臼金助さんや、埼玉のTさん他の皆様には、せっかくお出でかけいただきなが
ら、すれ違いでお会いする事が出来ず、大変申し訳ありませんでした。
大場工房が用意した51Navyの組立てキットに買い手は付きませんでした。金銭的な収益だけ
を言えば、このイベントの結果は完全な赤字ということになります。しかし、個人的には、久しぶ
りに、愉快な仲間と、お祭りや旅行に参加したような、楽しく有意義な2日間でした。
銃器研究家の床井雅美氏と、タニオコバ主宰者の小林太三氏は、私が尊敬する方々ですが、
今回は、偶然にも、そのお二人から声をかけていただき、その世界の楽しいお話を伺い、ミニ
チュアについてのヒントやアドバイスもいただく事が出来ました。 これも、イベントならではの
嬉しい出来事です。
会場まで51Navyの鋳造部品を持って陣中見舞いに来てくれたマイクロキャスト社の赤崎政文
氏にも大感謝です。なぜ、新しい鋳造部品を・・・?
イベントの数日前に、数人のお客様から完成品の予約をいただきました。その結果、イベント
会場でキットを売り切ってしまうと、完成品の製作に必要な手持ちの鋳造部品が不足する事が
わかりました。
そこで、マイクロキャストさんでは、急ぎ必要な全部品を追加鋳造し、同社の赤崎氏が会場まで
出来立ての部品を届けてくれたのです。これなら、キットが売リ切れても、その夜からすぐ完成
モデルの製作に入れます。1日でも早く・・・という、思いやりなのです。
キットが売り切れることはありませんでした。 それでも、万全の体制で、協力をしてくださった
心優しきマイクロキャスト社の皆様、そして赤崎さん、本当に有り難うございました。
こうして2009年夏のブラックホールは無事に幕を閉じ、私は再び、予約をいただいた51Navy
作りに追われています。手持ちの部品はじゅうぶんにあるぞ・・・!
次期製品については、近日中にお知らせしたいと考えていますが、そのコラムを落ち着いて書
けるのは、予約のお客様をお待たせしている完成品の製作が一段落してからになりそうです。
51Navyを発売以来、たくさんのご注文をいただきまして有難うございます。
現在もご注文をいただいており、51Navyの製作を続けていますが、次のモデルについての検
討も進めています。次回は1/4スケールのオートマチックを作りたいと考えていますが、その 件は近日中に、このページで皆様にお知らせ致します。
本日は8月の1日(土)と2日(日)に東京・浜松町の都立産業貿易センターで行なわれる、ガンとミ
リタリーのイベント「夏のブラックホール」のご案内をiいたします。ミニチュアの仲間であるアク アポリスさんは毎回このイベントに出店をしており、私自身は陣中見舞いのように時々顔を出 すくらいでしたが、今回はアクアポリスさんのブースにスタッフの名目で参加し、2日間フルでお 付き合いをすることになりました。
普段、お客様と直接話せる機会はそれほど多くないのですが、期間中は会場3階の右奥にあ
るアクアポリスのブースに、ほとんどおりますので、イベントにお立ち寄りの際は、どうぞお気 軽に声を掛けて下さい。
アクアポリスの飯沼氏は1/6のモデルを中心にいくつか目玉?を用意しているようです。彼は、
SPEEDの小見山氏に特別に作ってもらったという、本革製の1/4Navy用ホルスターもベルト 付きで持っていて、1セットだけですがアクアポリス製品として出品する予定です。。
目玉・・・と呼べるかどうか判りませんが、私は、51Navyモデルの組立てキットをほんの数点
のみですが出品します。ブラックホール会場に限定した販売品なので、簡単な説明書しか付き ませんが、必要な全てのネジ切り加工が済ませてあり、銀製部品を美しくガンブルー仕上げ するための専用液も付いています。各部品の湯口やバリの整形、動作の調整などは製作者が 行なう必要がありますが、組立てに興味のある方にとっては、それも楽しい作業になるかもし れません。
東京で行なわれるイベントなので、遠方のお客様には大変申し訳ありませんが、当日、会場に
お越しになられる客様は、どうぞアクアポリスのブースをお訪ね下さいませ。
925銀製のColt1851Navyが「ちょっぴり売店」に並びました。 どうぞご注文を下さいませ。
ご予約をいただいてお作りする場合、先約品を製作中でなければ、7日〜10日で完成品をお
届けします。僅かながら完成品も用意していますので、メールで在庫をお問合せください。
この51Navyに使われている部品は全部で45個。 1/4スケールの小さな本体には、21箇所に
ネジが切られ、省略の無い全てのメカニズムが組み込まれています。
ハンマーと連動してシリンダーが廻る時、内部ではシリンダーハンドやボルトなどの極小部品も
同調して動いています。 そのことは、カチカチと続いて鳴る小さな作動音を聞くことで実感でき るでしょう。
今回は、銀の地肌を磨き上げた従来のシルバーモデルの他に、まるで鉄のような質感を持つ
ガンブルーモデルも並べています。 どちらも美しく仕上げてあり、お好きな方をお選びいただ けますが、質感のリアルさで選ぶなら、ガンブルー仕上げの51Navyをお勧めします。
本体の価格は、展示窓付きのケースに入った基本セットが¥120,000.-(送料込み)です。
この基本セットには、真鍮製のニップルレンチと、全部品の詳細な展開図が付属しています。
51Navyと共に付属品をお求めの場合は、¥150,000.-(送料込み)のセット価格で一式が揃うウ
ォルナット製の木箱入りをお勧めします。木箱入りのセットには、51Navyの本体と共に、パウダ ーフラスコやブレットモールド、キャップ缶などを含む全ての付属品が付いています。
付属品付きの木箱を単体でご希望の場合は、¥35,000.-(送料込み)で別売りも致します。 こ
れはアクアポリスの製作品につき、空の木箱や、付属品だけの単品販売はできません。
ご注文時に完成品の在庫が手元にない場合は、完成日の目安をお客様にお知らせし、ご予
約をいただいてから製作をいたします。 完成のご案内を差し上げるまで、代金や予約金をい ただくことはありませんので、どうぞお気軽に、メールで在庫をお問合せください。 「ちょっぴり売店」 大場工房へメールでお問合せ
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