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ミニチュアガンの世界へようこそ K-OHBA MINIFACTURING ,Japan  大場工房


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K-OHBA MINIFACTURING / Kimiaki Ohba / 大 場 工 房 / 大場侯輝

NO.7 1/5 Colt Woodsman Hiba miniature gun
イベントの記念用に、初めて1/5スケールで作ったミニチュアガン的キーホルダーです。

原型を真鍮から削り出し、PWSさんで鋳造されて、銀製品に仕上がりました。用途をキーホルダーに限定し、構造を思い切って省略しています。
リコイルスプリングでスライドが動かせることだけに重点をおいたため、本体の銀製部品はスライド、フレーム、サイドプレート、バックストラップの4点という構成。マガジンはフレームと一体で排莢はしません。

以前に1/12のWoodsmanを試作しましたが、それを1/5にスケールアップしたような作品です。
1/5というスケールで原型を作ったものは、このWoodsmanだけです。
NO.8  1/5 Woodsman改 LP53風 miniature gun
Walther社製のエアガンで、中折れ式のコッキングレバーがトリガーガードを兼ねているLP-53という製品がありますが、そのメカニズムを再現して見たくなり、1/5の銀製Woodsmanからボディを借りてLP-53風に作ったものです。

スライドを引いてバレルのロックを外し、ほぼ直角まで折るとグリップ内のコイルスプリングを圧縮してカチリとコックします。バレルは元の位置まで戻すと、スライドによって固定されます。
トリガーはダミーなので引けませんが、背中のグリップセーフティに似た部分を押し込むと内部のピストン部がパチンと開放されます。その小さな音だけが最終的なリアクションです。

これのどこがおもしろいかと聞かれそうな、きわめて個人的な作品です。
NO.9 1/5 Colt Woodsman 排莢式 miniature gun
NO.7のシンプルな銀製Woodsmanを使い、後加工で、出来るだけ別部品を使わず、直径1.5mmのダミーカートリッジを排莢させて見ようと試作したものです。

可動式のマガジンストップはキーチェーンの付け根であるランヤード部を利用します。
そのランヤードも長いバックストラップと一体になっていて、上部がスライドの中まで入ります。こうしてスライド内にあるリコイルスプリングは、マガジンストップ用のバネとしても働きます。

エキストラクタは無く、マガジンに入っているバネの反発力をストレートに利用。
カートリッジを6個くらいまで装填すれば、スライドを引くたびに10cmから15cmくらい真上に飛び上がります。

こういう省略型のメカニズムも、用途によっては有効だと思います。
NO.10 1/6 Models for Figure Dolls miniature gun
番外の1/6に突入・・・。ミニチュアガン作りの新たな展開です。

自主的な作品は1/4を基本のスケールとしていますが、原型の依頼を受けて、初めて1/6に取り組みました。1/6のフィギャーに、プラ製ではない金属製の武器を持たせようという企画です。

1/4モデルと同じように真鍮素材から原型を削りだしますが、錫(すず)が主体のピューターで量産するため、注文側の意向に合わせて1/6用に簡略化したメカニズムが組み込まれました。

私が担当したのは、写真の人形が持っているGlock17と手前のColt45、ほかWalther PPK/S、PPの原型ですが、スライドはリコイルスプリング付きです。

1/6シリーズ製作はアクアポリスさん。
この1/6商品のお問合せは販売元の
フォビドゥンゾーン 03-3469-4595 へ。
NO.11 1/6 Colt 45 Auto. miniature gun
写真は原型をもとに作られた販売用の1/6コルトガバメントです。
私の担当は原型までで、量産品の組み立てや仕上げはアクアポリスさんがされていますが、金属の質感が良く出ています。

1/6フィギャーの手は写真のようなスマートなものばかりではないため、手指が多少太くてもトリガーガードに入るよう、厳密には1/6よりわずかに大きく作ってあります。また鋳造品は3%前後の型縮みをするため、原型段階ではそれも考慮して寸法を決定しています。

バレルはステンレス製。リコイルスプリング内臓。トリガーメカニズムはありませんが、ハンマーには線スプリングによってトグルスイッチに似たテンションが掛けてあります。

そのため指でハンマーを起こすか、スライドを引いて放すと、ハンマーはコックされた位置で止まります。起きたハンマーは指で半分ほど押してやればスプリングで元の位置に戻ります。

軍用とコマーシャル用の2通りが作れるようにいくつかの交換部品も同時に作りました。 注文側の要求により、マガジンはモールドです。
NO.12 Glock 17 Auto. miniature gun
これもピューターで量産された1/6の販売品。スライドは動きますが、他に動かす部分が少ないため、着脱式のフラッシュライトを遊び用のオマケとして付属させています。

マガジンは着脱式ですが、カートリッジは文字通りの「飾り弾」で、マガジンには入りません。
参考に添えた人形の手袋の指は、かなり太いですが握らせると人差し指が入ります。

Glockの場合、角張ったスライドはガバメントより加工しやすい形ですが、下半分の樹脂製フレームの印象を再現するには、微妙な凹凸や、滑り止めの独特なチェッカー部分が大問題。出来るなら粘土とヘラで作りたいところです。

しかし、真鍮から手作業で細工しなければならず。トータルではガバメントに劣らぬ難物でした。  →次へNext

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